「英会話はやることが多すぎて、何から手をつけていいかわからない!」
「英語力ゼロで英会話をはじめても基礎が中途半端だと学習効果がないんじゃないか…?」
このような社会人の方は、英会話を始めたいけど、準備にかける時間が無くて悩んでいるのではないでしょうか。
英語の基礎を勉強して、英会話のフレーズを勉強して、
それから英会話を始めるのではいつになってしまうのかわかりません。
今回は私の経験を踏まえて、いきなり英会話を初めても着実に成長できるコツと、
英語力をバランス良く伸ばすための英会話の活用法を紹介します。
英会話初心者がいきなりスタートダッシュを決める成長のコツとは?
初めて英会話に挑戦するときは緊張しますよね?
「何も話すことができなかったらどうしよう…」
と私も最初はとても不安でした。
不安に感じるのは、英語が話せない状態からどうやって成長していくのかイメージができないからです。
最初の章では私の経験を元に、初めての英会話を乗り切って、そこからスタートダッシュを決めて急成長できたコツを紹介します。
最初は「沈黙が怖い」でもオンライン英会話なら大丈夫
初めての英会話で私が一番不安だったのは、コミュニケーションが成立するか?という点でした。
講師の方がゆっくり英語を話してくれたとしても、聞き取れる自信はないし、こちらも言いたいことを伝えられる自信がありませんでした。
そんな私がどうやって最初の英会話を乗り切ったかというと、
リアルな英会話教室ではなくて、オンライン英会話に挑戦することにして、わからない単語はレッスン中でもインターネットで検索することでした。
とてもかんたんなことですが、「いざとなったら調べればいいや」という心の余裕を持つことで不安な気持ちを和らげることができるんです。
私は初心者だったころはGoogle翻訳をレッスン中も開いていて、わからない単語は調べるようにしていました。
単語だけの会話になってしまっても講師の方は意味を察してくれまし、単語を調べるだけならレッスンのテンポが悪くなってしまう心配もありません。
はじめはわからなかった単語でも英会話を通して何度も使う中で、調べなくてもわかるようになります。
ちなみに、私の場合はDMM英会話を半年以上も毎日欠かさず使っていましたが、講師の方がとてもフレンドリーで、
英語がなかなか出てこなかったり、間違えてしまっても優しく直してくれる方ばかりなので、初めてのオンライン英会話にはオススメです。
無理に長文を作ると回り道の英語学習になる!?失敗しない短文作成トレーニング
オンライン英会話では単語だけでなんとかコミュニケーションを取ることができますが、英会話でスタートダッシュを決めるには英文を作成するトレーニングがとても効果的です。
それに私自身も短い文でも自分の力で文章を作って講師の方に伝わったときはとても嬉しかったですし、英会話のモチベーションに繋がります。
英会話でなかなか文章が作ることができない人は、無理に長い英文を作ろうと頑張りすぎてしまうことがあります。
以下の図を見てほしいのですが、
英会話を始めたばかりの方は、いきなり長い文章を作るのでは無く、
単語だけで会話というステップから、短い英文を作ることができるステップを目指しましょう。
なぜ短い英文を作れることが重要かというと、
実は長い英文は、短い英文にどんどん意味が補足されて長くなっているだけなので、
しっかりと短い英文を使いこなすことができれば、長い英文もシンプルに短い英文のように理解することができるようになるからです。
例えば、「英語の勉強をする」と短い文章を作るなら
“I study English”となりますよね。
短い文章なら時間をかけずに英語にすることができると思います。
でも、実際はもっと言いたいことがあるので、いろいろ付け足して長くなっているわけです。
「今のうちに英語のスピーキングの勉強を毎日やってます、どうしてかっていうと…」
”I study English speaking everyday while I can, because …”
短い文章を作る練習をすると、長い英文でも補足情報を外すと”I study English”と短い英文になることに気付けるので、意味が理解しやすくなります。
英会話では始めは短い文章を作ることを意識して、慣れてきたら少しずつ補足情報を付けていくと着実に成長していきます。
ビックリするくらい英文が作れるようになる!英文作成の裏技とは
前のパートで、短い文章を作るトレーニングをオススメしましたが、
「短い英文で話してみたい!」と思っているのに、「なかなか英語が出てこない…」
こんな経験はありませんか?
どうして英会話になると短い文章すらスムーズに話せないのか…
それは、一つ英訳のステップが抜けてしまっているからなんです。
例えば、頭の中には下の文章が日本語で浮かんでいます
「外に出る機会が減ってきて、健康が不安になってきたので、最近ジョギングを始めたんですよ、実は毎朝走ってます」
これをそのまま英文にしてみようとするから
「I am jogging … started … everymorning … because アレどこまで言ったんだっけ!?」
と頭の中がぐちゃぐちゃになってしまうんです。
こんな時は、まずは日本語からシンプルな日本語に要約するというステップを入れましょう。
一番言いたいことに絞って要約することがポイントです。
「外に出る機会が減ってきて、健康が不安になってきたので、最近ジョギングを始めたんですよ、実は毎朝走ってます」
↓
「ジョギングを始めたんですよ」←これが一番伝えたいこと
↓
「I started jogging」
あとは自分の英語力が伸びてきたら、”because …” と理由を続けられたり、”at park”と場所を補足してみたり、情報を付け足してあげればいいんです。
かんたんにできるのに効果はバツグンなのでぜひ試してみてください!きっと英会話が楽しくなってきますよ。
質問のない英会話は効果半減!?英会話を使い倒すなら質問あるのみ!
英会話に挑戦する方は、英会話を通して日常会話ができる力を身に付けたい!と、話せる力を目的にされていると思います。
でも、英会話だけで単語や文法も勉強できてしまったら最高だと思いませんか?
私は英会話をはじめたばかりの頃は、英会話することに必死で、「頑張って英語を話さないと…!」という気持ちでした。
でも、途中から開き直って、「え、今なんていいました?さっきの単語が聞き取れなかったです」といった感じに、フランクにわからないことはわからないです!とその度に止めて質問するようにしていました。
これが効果絶大で、英会話だけでたくさんの単語を知ることができました。
初心者の方にありがちなのが、わからないことが当たり前になってしまって、
聞き流してしまって質問をしないことです。
オンライン英会話には便利なチャット機能があるので、「全く聞き取れなかった…」という時は英文をチャットに書いてもらいましょう。
そうすると、聞き取れない原因が、単語にあるのか、発音にあるのかハッキリとわかりますよ。
いくつか具体的な質問パターンを説明します。
- 講師の方が言った単語が理解できないとき
→ What dose [理解できない単語] mean?
この単語ってどういう意味? - 通じた気がするけど、自分の言った英語が不自然ではないか気になった時
→ Does my English sound natural?
自分の英語って自然だった?
このようにちょっとしつこいくらい、わからないことは会話を止めて質問するようにしましょう。
質問の最大のメリットは、英会話だけで単語も文法も成長することです。
社会人だと、英単語の暗記や文法の勉強に時間を使うことが難しいと思います。
でも英会話で質問していくことで、英会話だけでも英語力をバランス良く伸ばすことができるんです。
まとめ
今回は、英会話で急成長して、英語力を飛躍的に伸ばす方法を紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
もし、私の勉強法が少しでもお役に立てていたら嬉しいです!
英語を勉強する上で一番やってはいけないことは、「わからないけど、まぁいいか」で先に進んでしまうことです。
英会話の中で感じた疑問の中に成長するチャンスがあります。
気軽な気持ちで英会話にトライしてみましょう!